2024/02/13 19:00
まだコートやマフラーは手放せない、
寒さが続く2月です。
しかし、身を震わせるしかなかった
1月の寒さとは少しちがいます。
きっとお気づきてしょう。
太陽がちょうど真上に近づくころ、
その光を充分に受けた地面の温かさに。
つい、室内に向かう足を止めて
そこで日向ぼっこしたくなってしまう。
肌をかすめる冷たい風が吹いたなら、
やわらかいマフラーに顔をうずめて、
身体を丸くして、ベンチに腰掛けて。
空を見上げてみてください。
あなたに降り注ぐまばゆい光は、まるで天のシャワー。
春を予兆させる暖かな日差しは、
厳しい冬を乗り越えつつある私たちのゴールを、
あるいは新たなスタートを祝福しているかのように
燦々と輝いています。
「なにもしない」ことも
セルフケアのひとつです。
心を空っぽにし、無意味な時を過ごす。
それはこの世で最も贅沢な時間。
「なにか意味のあることをしなければならない」
と、無意識のうちに急かされていませんか?
安心してください。
意味なんてものは、後から分かったほうが面白いのです。
ドラマや小説の"伏線"のように。
さあ、立ち止まって
この季節だけの「祝福のシャワー」を
からだ全身で浴びてください。
あたたかな春の兆しが感じ取れるでしょう。